あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・
アユ 「1年魚」で、当然寿命は1年きり。
イチジク ボルネオには「絞め殺しイチジク」というのが生息している。こいつは自分の周りの木に巻きついて徐々に締め上げつつ成長し続け、数十年も経てば相手を殺してしまう。巻きつかれた木を見てみれば、イチジクの枝だけが縦横にからまっていて、木の中身はがらんどう。こいつは自分を支えてくれるものなら何でもいい、アンコールワットにもからみついて、太い枝を張り巡らせている。
ウサギ 寂しいと死んでしまうだけではない。脅かしてもすぐ死ぬが、逆に実は繁殖力も旺盛。ところでウサギを「1羽、2羽」と数えるのは、仏教では殺生が禁じられ、肉食も禁じられているが、鶏肉だけは何故か食する事を許されていた。そこでウサギを「月夜鳥」という「鳥」とみなして、その肉を食べる口実にした為。
オキシトシン 視床下部から出る「愛の物質」。その量が増えると人を信用しやすくなり、授乳期の母親では8倍にもなる。
オヒキコウモリ 在ボルネオ。夜になると集団で一斉に飛び立つ。
黒色が好きで白色が嫌い。刺されたくなければ、白衣を着る事。
カブトガニ 2億年前からほとんどその姿を変えていない(!)。しかし2億年前の姿が何故分かるのか??いずれにせよ、余程適応力に優れた姿なのである。そのポイントは何か?@甲羅が硬いA平べったいBとがった尾?それとも・・・性格が素直とか??
カラス 何人かが食そうと試みたが、筋張って不味いらしい。因みにカモメはおいしいとか。やたらに試みない事。
クマ 最近やたらに人里に出没して騒がれるのは何故「クマ」か?日本には他に、例えばトラやライオンはそうはいないからである。オオカミは全滅したし、出るとすればせいぜいイノシシかサル位。シカが出て来ても事件にはなるまい。ところでクマは雑食性である。これも案外意外。クマが肉食だったら怖い。しかし鮭は食べる。鰺や鰯を並べておいても鮭しか食べないかは不明。
九官鳥 雌にラブコールする時に声を変えるが、舌の肉厚が厚いので可能となる。人の声音をまねるのもこの原理からで、一種のラブコールなのである。
クジラとイルカ 単に大きさの違い。4〜5m以上の大型がクジラ。
クマムシ 竹や苔の上に住む。眠っている状態だと、煮ても放射線を当てても死なず(!)、百年以上眠ったままでも復活する。恐るべしクマムシ。
クリック音 イルカの発する超音波
ゴキブリ ゴハンの入った器を囓ったので、かつてはゴキカブリと呼ばれていた。が、明治に出版された「生物学語彙」の印刷ミスで、「カ」が抜けてゴキブリに。
鮫の歯 使い捨て。切れ味が落ちると次の歯が出てきて、一生のうち、数千本が入れ替わる。
ショウジョウバエ 生物学的にヒトと酷似しているそうである。どこがどう酷似しているのか?ヒトは羽は生えてないし、ねばねばは出せないし、複眼でもないし・・手をこする事か!
ジンベエザメ 世界最大の魚。
タマシギ タマシギの夫婦はすべてにおいて人間と逆。一妻多夫で、雌がなわばりを作り、卵も産むだけで育てない。産卵すると去って行き、他の雄を捜す。
ティージング チンパンジーの雄の子供は、雌に対してティージングと呼ばれる「いじめ行動」を行う。これは自分の強さを示すための行動で、彼らは大人になる前に、すべての雌より強くならなければならないからだ。だからまず弱めの雌を狙って「いじめる」が、時には逆にやられてしまう・・
ナメクジ 塩をかけても溶けてはいない。体内の水分を吸い取られてしぼんでいるだけ。時間が経つと元に戻り逃げてしまうので、溶けてなくなったと思われている。恐るべしナメクジ。
鶏の歯 歯を作る遺伝子の発現が止められているだけで、時々先祖返りで出る可能性がある。例えば人間でも一対の乳房の他に副乳房が現れたりする。
ビントロング ジャコウネコの一種。大きくなると2メートルにもなる。ロングである。
ヘビ 瞼がない。つまり一生目を開いたまま!目だけは透明な鱗で覆われていて、脱皮する時は目の鱗も新しくなる。
マッコウクジラ 5年に1度位しか出産しない。母系家族で、オスは離れて暮らす。つまりマッコウクジラの群れがいたら、みーんな女だという事。
ミイデラゴミムシ 敵に襲われると、摂氏100度のオナラをする。
三毛猫 メンデルの法則に基づき、全部雌である。
レッドウッド 世界一背が高く成長する木